自分は2年ほど前から、積立てNISAを始めています。何故ならば、運用益にたいして一切非課税というのは、非常に魅力的だからです。そして、長期で運用できるというのは、投資において有利だからです。
株式投資の王道は長期で積み立て
2014年1月にスタートした、NISA(ニーサ)とは別に、2018年1月からスタートした、つみたてNISA。一般NISAとの一番の違いは、年間の運用額が¥120万円から¥40万円と少なくはなりますが、5年間から20年間と長期で運用できることでしょう。
ちなみに、つみたてNISAでは、個別株を買うことはできません。
では、少々前置きが長くなりましたが、自分のつみたてNISAの運用成績をご覧ください。
自分は、楽天証券とアメリカの投資運用会社のバンガード社がコラボして、積立用に作った「楽天・全世界株式インデックス・ファンド(楽天・バンガード・ファンド(全世界株式))」と「楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天・バンガード・ファンド(全米株式))」を、毎月¥16,650円ずつ合計¥33,300円購入しています。
そして、現在の評価額が¥977,171円(2020年2月20日)となっています。
運用による評価の増加は、¥144,308円となり、プラス17.33%となっています。
昨今のゼロ金利時代、銀行預金をしていても金利などほとんど付かない時代に、この運用成績は非常に魅力的だと思います。
なぜ、日本株ではなく米国株なのか!
・日本の成長率は低く、米国の成長率の方が高い。その国の経済成長に比例して、株価も上がりやすい。
・日本企業よりも米国企業はグローバルにビジネスを展開している。世界経済の成長を取り込み利益を上げやすい。
・日本は人口が減少しているが、米国は人口が増加しており、内需拡大が見込める。
・ここ20年程の日経平均は約年率6%、NYダウは7%の上昇率ですが、アベノミクスが永遠に続くことは考えにくいので、日経平均等の日本株の上昇率は下がると思われます。
以上が米国株を買う理由となります。
そして、世界も新興国を中心に、まだまだ経済成長すると思われますので、全世界株式も購入しています。
なぜ、インデックスファンドなのか!
そして、ファンド(投資信託)には、アクティブ運用とパッシブ運用があります。
アクティブとは、ファンドマネージャーによる裁量によって運用するものです。
パッシブとは、日経平均やNYダウやナスダック総合指数などの代表的な株で構成された指数に連動するように株を購入する事によって、市場平均に沿って運用益を上げようとする手法です。
そのパッシブ運用むけに、株価指数に連動するように株を組み入れているインデックスファンドがあります。
そして、長期で見た場合、アクティブファンドは市場平均を上回る確率が全体の一割未満といわれ、殆どが市場平均を下回っています。
なので、パッシブ運用で市場平均を狙った方がよい事になります。
順調にいけば、20年で1,700万円の資産(^_^)v
上記の画像は、金融庁のつみたてNISAの資産運用シミュレーションでだした計算結果です。是非、皆さんもつかってみてください。なお、各証券会社などのホームページでもシミュレーションが出来ますので、試してみてください。
米国株インデックスで20年間の長期積立投資をすれば、老後2,000万円問題も怖くない!
ちなみに、あくまでも投資なので、シミュレーション通りいく保証はありませんが、非常に確率は高いと思います。
最後に、長期投資と複利運用の利点は、後日改めて記事としてアップしますので、お楽しみに!