皆さんはトランクルームをご存じですか? そう、最近街中で見かけることが増えてきている、収納スペースをレンタルしている店舗です。
昔はコンテナ型で、屋外タイプが多かったのですが、最近では室内型が人気となっています。
なぜ、トランクルームが増えているのか?
最近は過疎化に伴い都市部に人口が集中しています。都市部は住居としての土地が限られていますし、また利便性からマンションやアパートに住む方が増えています。
一時期、「断捨離」がブームとなりましたが、やはり物を捨てることが出来ない人は多いようです。
では、どのような方が利用しているかと言いますと、マンション等に住んでいるファミリーが多く、また最近では、若い女性が洋服を収納する為に借りるケースも増えています。
そして、意外と個人事業主や中小企業の利用も多く、書類や仕事道具を収納するために借りることが多いです。
九州在住の自分が、なぜ札幌市の店舗オーナーになったのか
2019年の春ごろに、ネットやYouTube動画で全国にトランクルームを展開している、ある業者がオーナーを募集していることを知りました。
連絡を取って、担当者にお会いした時にお勧めされたのが、今回の物件でした。
札幌市でのトランクルーム投資の有利性
・人口が増加していて195万人と人が多い。
・雪国の為、雪下ろしを敬遠しマンションやアパートに住む人が多い。
・一年のうち半年が雪が積もっている場所なので、荷物を入れたら出し入れするのが大変なので、なかなか解約が発生しずらい。
以上の利点を説明されて、翌日には契約の申し入れをしました。
トランクルームのビジネスモデル
トランクルームは1年半~2年かけてゆっくり契約が決まり、満室になっていくビジネスモデルの為、一年から二年ぐらいは赤字になる事が多いそうです。
でも、順調にいき満室になれば、こちらの業者はオーナーの最大年間利回りが20%になるように計算して、オーナー募集をされているとのこと。
また、一度契約して物を入れてしまうと、なかなか解約が発生しない為、マンションやアパートと違って、空室対策に悩まされることは少ないとのことです。
実際に約半年間、トランクルームのオーナーとなって
自分が所有するトランクルームは18部屋となっており、六月の中旬にオープンして、直ぐに2部屋契約が決まりました。現在、18部屋中7部屋決まり、今年中には黒字転換出来ればと思っています。
最初の半年間はキャンペーンとして、半額セールをしていますので、なかなか厳しいかもしれませんが。
運営は業者が行いますので、自分は月次業務報告書や月次収支報告書に目を通して、毎月店舗運営協力金(家賃相当)を振り込むぐらいで、特に何かする事はありませんでした。
運営実績公開!
初めに言っておきますが、トランクルームの大きさが部屋によって違いますので、料金も異なります。細かく計算すると大変なので、各月の総合収支で計算しています。
最初に、6・7月度分の店舗協力金も含め、¥4,260,710円(税込)かかりました。
そして、6月~12月度の収入が¥73,192円(税込)で支出が【¥245,000(6~9月店舗協力金)+213,888(10~12月店舗協力金)+取引清算差額6,000円】(税込)となり、
2019年の損益はマイナス¥391,696円となりました。
現在、昨年契約されている方たちから順次、半年の半額キャンペーンを終了し通常支払いに切り替わってきています。今のところ、解約のお申し入れはありません。
そして、三月からは引っ越しシーズンにもなりますので、契約が伸びてくると思われます。
トランクルーム投資は維持費で最初は赤字になる事を覚悟
トランクルームは最初赤字になり、手出しが発生しますので、業者の方も融資を受けずに現金で、尚且つ年間の維持費(店舗協力金など)をだす余裕がある方にオーナーになっていただきたいそうです。
2~3年後ぐらいには年間利回り10数%になる事を期待して、気長に続けたいと思います。